サステナビリティファイナンス

サステナビリティファイナンス

当社は、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife Design Developerを経営理念に掲げ、商業ディベロッパーとしてショッピングモールの開発・管理・運営に加え、一人ひとりのライフステージを見据えたさまざまな機能を拡充することで、ショッピングのみならず、人との出逢いや文化育成なども含めた“暮らしの未来”をデザインしています。
2020年9月には、お客さまの暮らしそのものを創造していく企業としての責任や社会、ステークホルダーからの期待等を鑑み、更なるE(環境)S(社会)G(ガバナンス)の取り組みを拡充し、持続可能な社会実現に貢献していくため、サステナビリティボンド発行による資金調達を実施いたしました。
これからもサステナビリティファイナンスの深耕化を図り、幅広いステークホルダーの皆さまに発信してまいります。

銘柄 発行日 発行額 利率 発行年限 償還日
第25回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティボンド)
2020年9月24日 200億円 0.22% 5年 2025年9月24日
第26回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティボンド)
2020年9月24日 100億円 0.47% 7年 2027年9月24日
第28回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティ・リンク・ボンド)
2021年11月26日 200億円 0.16% 5年 2026年11月26日
第30回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティ・リンク・ボンド)
2022年4月28日 400億円 0.49% 5年 2027年4月28日

第25回・第26回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)

目的 当社は、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife Design Developer を経営理念に掲げ、商業デベロッパーとしてショッピングモールの開発・管理・運営に加え、一人ひとりのライフステージを見据えたさまざまな機能を拡充することで、ショッピングのみならず、人との出逢いや文化育成なども含めた“暮らしの未来”をデザインしています。
こうした中、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の理念に共感し、エネルギー効率化をはじめ、再生可能エネルギーの利用、地域住民の交流イベントなど様々な活動を展開しています。
また、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、当社モールに出店いただいているテナント企業の皆さまに対し、各種支援を実施しました。さらに、イオン新型コロナウイルス防疫プロトコルに則して継続的に防疫対策を行うことで、お客さまへの安全・安心のご提供はもちろんのこと、全ての従業員が安心して働けるモール運営に取り組んでいます。
当社は、お客さまの暮らしそのものを創造していく企業としての責任や社会、ステークホルダーからの期待等を鑑み、更なるE(環境)S(社会)G(ガバナンス)の取り組みを拡充し、持続可能な社会実現に貢献していくため、本社債による資金調達を行います。
資金使途 新型コロナウイルス対策、東日本大震災復興支援、海外モール建設、国内モール建設
社債要項 第25回 第26回
発行登録追補書類
社債格付(信用格付) A-(株式会社格付投資情報センター)
適格性に関する第三者評価 本社債について、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA)の「サステナビリティ・ボンド原則」との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しました。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html
投資表明一覧
  • アセットマネジメントOne株式会社
  • 宇和島信用金庫
  • おかやま信用金庫
  • 柏崎信用金庫
  • 北おおさか信用金庫
  • 佐賀信用金庫
  • さわやか信用金庫
  • 芝信用金庫
  • 須賀川信用金庫
  • 諏訪信用金庫
  • 株式会社大光銀行
  • 大東京信用組合
  • 東京都職員信用組合
  • トーア再保険株式会社
  • 西中国信用金庫
  • 二本松信用金庫
  • 沼津信用金庫
  • 富士宮信用金庫
  • 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
  • みどり生命保険株式会社

レポーティング

資金充当状況(2023年2月末時点)

対象事業充当予定額充当額充当状況
モールの検温機器導入費用(新規・リファイナンス) 100百万円 100百万円 全額充当済
出店テナント企業に対する事業継続支援(リファイナンス) 3,000百万円 3,000百万円 全額充当済
マスク・消毒液・パーティション等の感染防止のための備品の取得費用(リファイナンス) 400百万円 400百万円 全額充当済
イオンモールいわき小名浜の建設(リファイナンス) 6,500百万円 6,500百万円 全額充当済
イオンモールHoang Mai(ベトナム)の建設(新規)※ 5,000百万円
イオンモール カンボジア3号店の建設(新規)※ 5,000百万円 10,000万円 全額充当済
イオンモール上尾の建設(新規) 5,000百万円 5,000百万円 全額充当済
イオン藤井寺SCの建設(リファイナンス) 5,000百万円 5,000百万円 全額充当済

※イオンモールHoangMai(ベトナム)の建設資金50億円につき、工事延期により充当完了予定時期が長期化したため、イオンモールカンボジア3号店の建設資金に振替充当致しました。

インパクトレポート

対象事業社会的便益
モールの検温機器導入費用(新規・リファイナンス)

【新型コロナウイルス感染症の拡大防止への取り組み】

  • 検温機器・感染防止備品の導入
    全国の147モール(2021年8月末時点)

【出店テナントの事業継続・雇用の維持】

  • 出店テナントの営業再開率(2020年5月13日から順次営業再開時)
    90.5%(出店テナント区画数に占める営業区画数の加重平均値)
出店テナントに対する事業継続支援(リファイナンス)
マスク・消毒液・パーティション等の感染防止のための備品の取得費用(リファイナンス)
イオンモールいわき小名浜の建設(リファイナンス)
  • 津波等の災害に備えたピロティ構造施設の竣工
  • 約1,600名の雇用の創出
  • 全店による防災訓練の実施(2回/年)
対象事業環境改善
イオンモールHoang Mai(ベトナム)の建設(新規)
  • LOTUS「GOLD」の取得を予定
  • ※上記「資金充当状況」の通り、当該事業は資金使途の対象外と致しました。
イオンモール カンボジア3号店の建設(新規)
  • Green RE「GOLD」及びEDGEの取得を予定※Green Mark「GOLD+」の取得から計画を変更しております。
  • 2023年4月開業
イオンモール上尾の建設(新規)
  • 建築物環境配慮制度(埼玉県):CASBEE建築(新築)B+
  • 一次エネルギー使用量削減率:約14%
  • ※使用電力の100%を実質的にCO2フリーとなる電気で賄っています。
イオン藤井寺SCの建設(リファイナンス)
  • 建築物環境配慮制度(大阪府):CASBEE建築(新築)B-
  • 一次エネルギー使用量削減率:約25%
  • ※使用電力の100%を実質的にCO2フリーとなる電気で賄っています。

第28回・30回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティ・リンク・ボンド)

目的 当社は、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife Design Developer を経営理念に掲げ、商業ディベロッパーとしてショッピングモールの開発・管理・運営に加え、一人ひとりのライフステージを見据えたさまざまな機能を拡充することで、ショッピングのみならず、人との出逢いや文化育成なども含めた“暮らしの未来”をデザインしています。
また、脱炭素への取り組みとして、2040年を目途に国内店舗で排出するCO2等を総量でゼロにすることをめざしています。これまで、2010年度対比で2020年度エネルギー使用量50%削減を目標に、空調運転の合理化、高効率および省エネ機器の導入、店舗屋上などの太陽光システム設置、LED照明の導入等を進め、2020年実績で2010年度対比エネルギー使用量55.1%削減(床面積原単位)を達成しました。引き続きこれらの削減策に加え、新たにオフサイトでの再エネ発電からの調達、各地域での再エネ直接契約の推進等により、新たな目標として2025年度に国内全てのイオンモールを実質的にCO2フリー電力で運営することを設定しました。CO2発生源の大部分が電気使用であることから、国内のCO2総排出量は2013年度対比で2025年度は80%の削減となります。今後は脱炭素社会の実現に向けて、すべての事業活動で排出するCO2等を総量でゼロにすることをめざし、取り組みを加速いたします。
今般、脱炭素社会の実現に向けたサステナビリティファイナンスへの取り組みとして、あらかじめ定めたサステナビリティ目標を達成するか否かによって条件が変化する本社債の発行を決定しました。これからも更なるESGの取り組みを拡充し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
SPTS 2025年度末における国内の全イオンモールで使用する電力のCO2フリー化
社債要項 第28回 第30回
発行登録追補書類 第28回 第30回
社債格付(信用格付) A-(株式会社格付投資情報センター)
判定後の債券特性 2025年度末の判定時にSPTの未達が確認された場合、2026年10月末までに本社債発行額の0.2%相当額の公益財団法人(イオン環境財団等)への寄付を実施する。
適格性に関する第三者評価 本社債について、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA)の「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しました。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html
投資表明一覧(第28回)
  • アセットマネジメントOne株式会社
  • 静岡県信用農業協同組合連合会
  • 株式会社七十七銀行
  • 株式会社十六銀行
  • 第一建設工業株式会社
  • 株式会社テクノ菱和
  • 東京海上アセットマネジメント株式会社
  • 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
  • トーア再保険株式会社
  • マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社
  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

レポーティング

基準日:2023年2月末
検証報告書

分子:
利用する全ての電力についてCo2フリー化を実施したモール総数
7モール
分母:
イオンモール屋号を持つ国内の直営モールおよびPM受託モール総数
131モール

Co2フリー化割合 5.34%
※設備資材高騰により進捗は遅れておりますが2025年度達成に向けて進めてまいります。