
開発
日本で、アジアで。
まちづくりの未来を
担っていくのは私たちだ。
Seiya Okita
開発企画統括部 企画設計部 環境学部 環境創生学科 卒
Join Date - 2019
掲載の社員情報は2025年2月時点のものです。
SCROLL HERE
INTERVIEW CONTENTS INTERVIEW CONTENTSINTERVIEW CONTENTS INTERVIEW CONTENTS





Chapter 01
新規開発物件の基本計画となる
マスタープランの立案に取り組む
地域の新たな価値提供に向けた次世代モールなどの新業態を研究し、国内における新規物件の企画の提案を担います。その中でも私が所属するモールモデルグループでは、新規開発物件の基本計画となるマスタープランの立案を担当しています。マーケットの分析や調査を重ねてコンセプトをプランニングし、開発や施設における基本戦略を検討。営業やリーシングといった本社の専門部署、各エリアの開発部門、さらには社外の多様な企業と連携しながら、MD(マーチャンダイジング)ゾーニングや空間イメージを具現化し、会議で提案を行います。
モールモデルグループは、メンバー数名の組織で、この春に加わったばかりの私は、一番の若手です。入社後、2つのモールで運営に携わってきました。つい最近まで「現場」に立っていたリアルな経験を活かし、若手ならではの大胆で柔軟な提案を意識して、日々仕事に取り組んでいます。

Chapter 02
お客さまと接しているうちに、
想いがどんどん膨らんでいった
「明確な目標があるならば、果敢にチャレンジすべきだ」——入社4年目、事業部長からかけられたこの言葉が、自分のキャリアにとっての大きな転機になったと思っています。
学生時代、いかに「環境問題の解決」と開発行為のバランスをとるか考えて、まちづくりに関心を抱きました。横浜で育った自分にとって、横浜みなとみらいの美しい街並みに憧れたことも不動産ディベロッパーを志した大きな理由です。しかし、イオンモールは近隣にはなく、当時の自分にとっては遠い存在。正直言うと、「地方の巨大モール」といったぼんやりとしたイメージしかありませんでした。だからこそ、当社のインターンシップに参加し、「イオンレイクタウン」を訪れた時の驚きは大きかったですね。洗練された空間、溢れんばかりのお客さま……。また、イオングループは、店舗の敷地にその地域に自生する樹木を植える「イオン ふるさとの森」植樹活動など、1990年代から独自の環境活動を進めており、その姿勢にも共感しました。この会社で自分のキャリアを築いていきたいと思うのはとても自然なことでした。
そうはいっても、まちづくりにチャレンジするためには、地域を知り、お客さまから学ばなければなりません。入社後、最初に配属されたのは三重県の「イオンモール鈴鹿」。オペレーション担当として経験を積み、4年目に兵庫県の「イオンモール伊丹昆陽」に異動し、今度は営業担当としてモールの運営に携わりました。タイプが異なる2つのモールで過ごした5年間は、私にとって刺激的な日々。なかでも、ご来館頂くお客さまや専門店という、当社のビジネスを支える2つのお客さまの声を生で聞けたことは、かけがえのない経験でした。
けれども、「いつかは開発企画に携わり、まちづくりにチャレンジしたい」という想いも日に日に強くなり、焦りのような気持ちが膨らんできました。そんなある日、事業部長との面談で悩みを打ち明けたところ、冒頭のような力強いアドバイスが返ってきたのです。
このひと言に背中を押された私は、イオンビジネススクールに応募しました。業務との両立は決して容易なことではありませんでしたが、懸命に学び、現部署への異動というチャンスを手にしました。当社は、若手のうちから大きな仕事を任せられる会社です。なによりも私のキャリアステップが、その文化を物語っていると思います。
※イオンビジネススクール
事業発展の原動力となる、コア人材を早期選抜し育成するとともに、従業員一人ひとりの「自分のキャリアは自分で切り拓く」という姿勢を大切にし、挑戦意欲のある人材がめざすポストに近づける教育システム。

Chapter 03
「子育て」にフォーカスした
企画を提案
現在携わっている開発企画の一つに中規模モールの案件があります。都市近郊エリアで進めている計画の中で、エリア調査を進めたところ、子育てにおいて育児負担へのストレスや不安感が増加していることがわかりました。特にコロナ下以降、子育てへの不安とともに自分自身の生き方を重要視する人が増えており、私はこの顧客層にターゲットを絞りMDを企画しました。子供だけでなく親の方々にとっての暮らしの拠点となれるように、社外の専門家とも連携し保育施設や子育て支援、児童クラブといった子供たちを預けられる機能の導入を模索、毎日忙しい親の方々の居場所(サードプレイス)や自分の時間をつくれる施設づくりを検討しています。
最近、私の世代でも、結婚して子育てをする友人や知人が増えてきました。彼らのライフスタイルを見ていると、子育てに奔走する一方、自分たちの時間も大切にしたいという想いが強いことに気づきます。今進めている案件においても、子どもを保育所に預けてエステやエクササイズを利用できるなどの自分の時間を愉しめる空間づくりや(北欧の事例を参考にして)子どもを遊ばせながら映画を観られる映画館、子連れでもストレスなく利用いただけるフードコートの企画に取り組んでいます。
こうしたアイディアはモールの運営に携わる中で気づきを得られた場面があり、現場経験から生まれたアイディアでもあります。
自分の挑戦はまだまだ始まったばかりですが、イオンモールという会社の未来に貢献できる手応えを感じています。

Chapter 04
暮らしに寄り添いながら、
その街の未来を描いていく
これからのまちづくりでは、コミュニティという概念がいっそう強くなっていくと考えています。たとえば、既存の公園と住宅エリアをゆるやかに結びつけるような複合的な空間。まだまだアイデアベースですが、いつの日か、そんな新規案件を企画できたら楽しそうですね。自然の緑や人々が集うコミュニティなどが形成され、その街のイメージカラーをグリーンに塗りかえて、より彩り豊かな街にしていくことが将来の目標なのです。このようなイオンモールの未来の姿について、上司や先輩たちといつも語り合っています。
少子高齢化といった社会の変化とともに、新規案件の開発は都市部が主なステージとなっていきます。また、それとともに開発企画において重要となるのが、既存モールのスクラップ&ビルドです。建物の耐久性などからモールのライフサイクルは約40年といわれ、今後、イオンモールでもその時期を迎える施設が増えてきます。
「イオンモール伊丹昆陽」にいた時のゼネラルマネージャーは、このスクラップ&ビルドに携わった当社でも数少ない経験者でした。開発企画部門への異動が決まったとき、こんな言葉を伝えられました。「新店のオープン時ばかりでなく、その店の最後を見送るメンバーたちの気持ちもわかる開発担当になってほしい」——。
私たちが開発企画したモールは、施設の運営に関わるメンバーたちに引き継がれ、数十年にわたってその街の未来を描いていきます。それはとても責任が重く、どこまでもやりがいのある仕事。その仕事に日本各地で、さらにはアジアでチャレンジできることが当社ならではの魅力です。日本で、アジアで、未来のまちづくりを担っていくのは私たちだと考えています。

Schedule 1日のスケジュール
-
9:00
出社。メールチェック、情報の共有など。
-
9:30
デスクにて新規案件に関する企画の検討。
-
12:00
昼休み。
-
13:00
都内を訪問。最新の店舗などをチェックし、情報を収集。
-
15:00
出先のワークスペースで、リモート会議。
グループのメンバーと進捗の確認など。 -
16:00
2回目のリモート会議。外部パートナーと企画に関する打ち合わせ。
-
17:00
ノートPCを使って資料や報告書を作成。
-
18:00
終業。出先から直帰する。
RECOMMEND CONTENTS RECOMMEND CONTENTSRECOMMEND CONTENTS RECOMMEND CONTENTS