長期ビジョン

目標(KPI)

経営目標を以下の通り設定しました。2020年2月期(2019年度)から在外連結子会社にIFRS第16号が適用されたことも踏まえ、将来にわたるキャッシュ・フローの最大化と企業価値向上に取り組みます。

長期ビジョンの経営目標
EPS成長率
7
(2019年を基点とした年率成長率)
純有利子負債EBITDA倍率
4.5倍以内
投下資本利益率(ROIC)
5%以上

2023年2月期の各種指標の実績は以下の通りです。

2023年2月期実績
EPS成長率
▲27.6
(2019~2022年度の年率)
純有利子負債EBITDA倍率
6.0
投下資本利益率(ROIC)
2.5

(注1)EPS:親会社株主に帰属する当期純利益/期中平均株式数

(注2)純有利子負債EBITDA倍率:(有利子負債-現金及び現金同等物の期末残高)/(営業利益+キャッシュ・フロー計算書上の減価償却費)

(注3)投下資本利益率:営業利益×(1-実効税率)/(期首・期末平均自己資本+期首・期末平均有利子負債)

方針・戦略

「2025年にめざす姿」を規定し、その実現に向けた施策を設定

当社の基本理念である「お客さま第一」、また経営理念『イオンモールは、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife Design Developerです。』の実現に向けて、2026年2月期(2025年度)にめざす姿を以下のとおり策定しました。

<2025年にめざす姿>
1.国内モール単一の利益創出でなく、複数の事業からなるポートフォリオの構築をめざす。
2.連結営業利益850億円、グローバル商業ディベロッパートップクラスの水準をめざす。
3.国内モールは増床・リニューアルを積極的に行い、各エリアで圧倒的な地域No.1モールへの進化を図る。
4.海外の成長マーケットを獲得し、海外事業は50モール体制、営業利益270億円(利益率20%)をめざす。

バックキャストにより中期経営計画を策定

この長期ビジョンの実現に向けて、2024年2月期(2023年度)を初年度とする中期経営計画(2023~2025年度)を策定しました。これに加え、ESG視点に基づく経営を通じて、社会的価値と経済的価値の創出を通して、地域社会とともに持続的な成長をめざしていきます。