NEWS

❝あんぜん あんしん その先へ❞イオンの新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

イオンは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業再開における感染拡大防止対策の取り組みとして、全ての出入口を開放し換気することをお伝えしました。
今般、これからの天候要因等を鑑み、出入口のドアを通常に戻した上で、館内環境を機械的に維持コントロールすることで換気強化を図ることといたしました。
現在イオンモールでは、館内のエアーバランスを正圧(※1)とし、「給気風量>排気風量」にすることで出入口からの外気の流入を抑制しています。フィルターを搭載している外調機できれいな空気を館内に供給することに加え、外調機(給気風量)のインバーター制御(風量制御)で、館内のエアーバランス正圧を維持しながら風量を抑え、省エネ運転を実施しています。

今回の取り組みは、館内の給気風量をアップ、給気をしている外調機のインバーターを制御し、給気風量をアップさせることで、さらなる館内換気の強化を図るものです。(※2)

イオンでは、「ビル管理法における空気環境の基準」を満たすことは勿論、「厚生労働省が推奨している必要換気量(一人あたり毎時30m²)」を来館カウントシステムと連携することで、お客さまへ密閉、密室の見える化を実施、安全・安心な空間を提供して参ります。

正圧:室内の空気の圧力が外の空気より高い状態のことを言います。室内の空気がいっぱいになることで圧力が高く、室内に空気を入れない働きがあり、汚れた空気が入ることがありません。
突発的な機器故障等により外調機が正常に稼働せず、正圧が保てない場合にはこれまで同様に入口の扉を開放し、換気を促進いたします。
換気強化の説明ムービー
換気システム
20200630a.jpg
※通常省エネ運転として活用している外調機のインバーター制御を全開にして給気量をアップする。
インバーター制御の外調機
20200630b.jpg
排気ファン
20200630c.jpg
防災センターに設置の中央監視盤で給気量を制御
20200630d.jpg