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CDP気候変動調査 評価結果に関するお知らせ「A-」の評価を獲得

 イオンモール株式会社(以下、当社)は、国際的な環境調査と情報開示を行う非営利団体CDPにおいて、気候変動への戦略及び対応が評価され、昨年取得した「B」スコアより1段階高い「A-」評価を取得しました。
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 CDP※1は、運用総資産106兆米ドルを超える515以上の機関投資家等の要請により、温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和などの環境問題に関する企業の戦略及び対応を調査し、その結果を公表している非営利団体です。今回の調査では、約9,600以上の企業がCDPを通じて環境問題に関する戦略及び対応について情報を開示しました。企業は「A」から「D-」のスコアで評価、公表され、評価結果は機関投資家による投資判断などに活用されています。

イオンは、2018年に「イオン 脱炭素ビジョン2050」※2を策定、店舗で排出するCO2等を2050年に排出総量でゼロにすることを目指しています。また、「100%再生可能エネルギーでの事業運営」を目標に掲げる国際イニシアティブ「RE100」にも参画しています。

当社では、再生可能エネルギーの調達量拡大に向けて、他の商業施設に先駆けて太陽光発電設備を国内71モール、海外17モールに導入※3しており、一部のモールでは停電時にも電力を活用できるシステムを採用。イオンモール センソックシティ(カンボジア)では、1MW級の太陽光発電設備と高効率チラーを屋上に設置し、年間約1,564トンの大幅なCO2削減を目指しています。また、電力事業者が電力需要家の敷地や屋根などに太陽光パネルを設置し、発電された電力を需要家が購入するPPAモデルを導入。イオン藤井寺ショッピングセンター(大阪府)では太陽光発電設備を屋上に設置し、一般家庭約30世帯の年間使用量相当の電力を発電し、施設内の電力の一部として活用するなど、脱炭素社会への取り組みを推進しています。

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イオン藤井寺ショッピングセンター
:CDPに関する詳細は、CDPの国内ウェブサイト(https://japan.cdp.net/) をご参照ください。
:「イオン 脱炭素ビジョン2050」の中間目標(2030年に店舗で排出するCO2を2010年比で35%削減)は、「パリ協定」の「2度目標」達成に向けて取り組む国際イニシアティブSBT(Science Based Targets)より、その科学的整合性を認定されました。
:2020年2月末時点

 当社は、「お客さま第一」を基本理念として、『イオンモールは、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife Design Developer※4です。』を経営理念と定めています。この経営理念に基づき、環境、社会、ガバナンスへの配慮に係る取り組みを推進し、ローカライゼーションの視点に基づいたエリアごとに個性あるモールづくりを国内外で推し進めることにより、人々のライフスタイルの向上と地域社会の発展に貢献することを指針としています。また、長期ビジョンである「2025年にめざす姿」を実現するため、ESG視点での重要課題として「地域・社会インフラ開発」「地域とのつながり」「環境」「ダイバーシティ・働き方改革」「責任あるビジネスの推進」からなるマテリアリティを定めました。

引き続き、ESG視点に基づく経営を推進し、収益と企業価値の拡大を通じて経営基盤を強化し、さらなる発展をめざしてまいります。

4 :Life Designとは、商業施設の枠組みを越えて、地域のお客さまのライフステージを見据えたさまざまな機能拡充を行い、ショッピングだけでなく、人との出逢いや文化育成なども含めた「暮らしの未来」をデザインすることと定義しています。

■「ESGデータブック2020」

当社のサステナビリティに関する取り組み事例についてご確認いただけます。
https://www.aeonmall.com/csr/pdf/esg_2020.pdf
P10-29 環境データ

その他、当社の事業活動については以下をご覧ください。
コーポレートサイト : https://www.aeonmall.com/
– CSR・環境活動 : https://www.aeonmall.com/csr/
– インベスター・リレーション(IR) : https://www.aeonmall.com/ir/

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【本件に関する問い合わせ先】
イオンモール株式会社 広報部 TEL:043-212-6733