SUSTAINABILITY 長期的な持続可能性の追求
クールシェア/ウォームシェア
気候変動への適応策として「暑い日も寒い日も家の冷房・暖房を消してイオンモールで過ごす」というライフスタイルを提案し、地球にも家計にもやさしい「ヘルス&ウェルネスプラットフォーム」の基盤づくりをめざしてまいりました。
その一環として、2024年より環境省と連携し、熱中症特別警戒アラート発表時の指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」の各市町村への指定を推進し、10月末までに全国で111施設が避難施設に指定登録されました。本企画は、環境省が推進する「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)に賛同し、クールシェアによる省エネ、節電行動に参加していただくものです。
また、冬季においても、家の暖房を消して暖かいモールで過ごしていただくことで省エネ活動に気軽に参加できる「ウォームシェア」を推進し、館内に「こたつ道」「セラミック足湯」を設置するなど、各モールでさまざまな取り組みを実施しています。
衣料品回収「幸服リレー」
2024年4月、4年目となる「イオンモールのアースデー」にお客さまが使わなくなった衣料品を店頭で回収する「幸服リレー」を全国のモールで展開。多くのお客さまのご協力をいただき、目標を上回る45トン以上の衣料品を回収しました。回収した衣料品は再生資源にリサイクルし、衣料品廃棄ロス低減を促進します。
さらに2024年6月より順次、89モールに衣料品・雑貨の資源回収ボックスの常設を開始。回収した衣料品をモール・専門店の備品や什器など、お客さまの目や手にふれるものに再生することで、地域の中で資源が循環していることを実感していただけるような発展をめざしています。
MYボトルデザインコンテスト
お客さまに環境問題やSDGsに関心を持っていただくきっかけづくりとして、2021年より「イオンサステナキャンパス」の取り組みを推進してきました。6月の「イオンモールの環境月間」に合わせて、お客さまよりオリジナルのマイボトルデザインを募集する「MYボトルデザインコンテスト」を開催。楽しみながら環境問題について考える機会を提供しています。
第4回となる2024年のコンテストには、全国188施設(イオンモール143施設、イオンタウン45施設)で募集し、過去最多応募となる13,907作品の中から、環境大臣賞のほか各賞合わせて20作品が受賞。また、お客さまが応募いただいたデザインのデータを専用サイトからスマートフォンにダウンロードしてお持ち帰りいただけるようにしています。
スポGOMI
一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが提唱する「スポGOMI」は、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツです。チームで力を合わせ、制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、その種類と質でポイントを競い合います。
2022年・2023年にのべ17モールで開催したスポGOMIでは、累計で717.18kgのごみを回収。2024年も6モールにて開催し、203.89Kgのごみを回収しました(10月現在)。ご参加いただいたお客さまからは「親子でコミュニケーションしながら周囲の環境もきれいになって有意義だった」「街でも落ちているごみに気づくようになった」などのご感想をいただいています。