
第3回 優勝校
仙台育英学園高等学校
書道部さま
以前はなかなか書道パフォーマンス甲子園に本戦出場が叶わなかった先輩方。
その悔しさをバネに、全国高等学校書道パフォーマンスグランプリでは第1回大会に挑み、今年で3年連続決勝大会に出場が叶いました。全国高等学校書道パフォーマンスグランプリは、予選ではエリアの強豪校、そして決勝では全国の強豪校とともに演技を披露し合え、鑑賞ができ、その刺激で成長できました。
それら多くの経験が伝統になりました。このような活動をできているのも当大会運営の皆さまのお陰と心から感謝し、今後も更に頑張りたいと考えています。

販売促進部
南 知葉
書道パフォーマンスとは、日本の伝統文化である書道の本質を磨きつつ、書の魅力をさらに探求して新しい文化を創造しようとするものです。その始まりは2001年頃、町興しのために愛媛県立三島高等学校の書道部員が文化祭などで行ったパフォーマンスだと言われています。これが徐々に四国や西日本の高校へ広まって競技化し、2010年には関連する映画も公開されて全国的に知られるようになりました。
ただ、当時は本格的な大会が1つしかなく、それも予選はビデオ審査のみで行われることから、書道部で指導にあたる先生方には「日頃の練習の成果を人前で発表できる場が欲しい」というご要望があったようです。それならイオンモールを会場にしていただこうと中四国エリアを中心に書道パフォーマンスのイベントを開催するようになり、それが全国大会へ発展しました。第3回は全国11地区でエリア大会を開催し、勝ち抜いた代表校と前年度優勝校の12校で決勝大会を開催しました。
大会では各校がそれぞれ7分の制限時間の中で、全身を使い、大きな声を出してチーム一丸となって一つの作品を作り上げていきます。最後まで仲間と共に力を惜しまず、完成した書を掲げて感極まる姿には観覧するお客さまも涙するほどの熱量があり、まさに青春という感じですね。墨の匂いが漂うほど近い距離で一般のお客さまに応援していただけるのは生徒さんたちにとっても大変励みになるという声をいただいています。
この書道パフォーマンスグランプリは、当社が掲げる「ハピネスモール」を体現するイベントだと思います。その場を用意するのは私たちですが、努力して晴れ舞台に立つ生徒さん、それを見守って感動するお客さまが一体となって感動的な空間をつくっているという実感があります。この大会のさらなる発展も含めて、お客さまにとってイオンモールがかけがえのない場所、大切な思い出とともにある場所となるように努めてまいります。