21世紀は「アジアの時代」ともいわれ、そのめざましい発展は世界経済を動かすエンジンとなっています。当社はこうした時代の趨勢とともに、日本国内で培ったショッピングモール事業のノウハウを活かして中国、アセアンへの出店に注力してきました。現在、海外出店している国内ディベロッパーの中でショッピングモール管理運営数ではトップを誇っています。今後もアジアの成長を支援するパートナーとして各国各地域の課題解決に貢献していきます。

中国

2008年に海外1号店となる「イオンモール北京国際商城」をオープン。これを皮切りに、北京・天津・山東省、江蘇・浙江、湖北、広東の４エリアに集中出店を進めています。中国でも特に成長著しい4つのエリアに注力したことがブランディング強化やシェア拡大につながり、競争力のあるモールづくりを可能にしました。
いずれのモールにも、日本で培ったモール事業のノウハウが活かされており、効果的なセールやイベントの開催、日本のモール環境と同等のクリンネス（清潔、安全、快適な状態）の徹底、計画的なリニューアルの実施等により、着実に集客力を高めています。
今後もジャパンクオリティでのモールオペレーションを通じて、イオンモールの認知とブランド価値向上を高めていきます。

アセアン

2014年、アセアン出店1号店としてベトナムホーチミン市に「イオンモール タンフーセラドン」を開業し、以降ベトナム、カンボジア、インドネシアの3カ国において店舗展開を進めてきました。丁寧な接客、日本文化の発信、環境への配慮など、商業施設として優位性のある価値を打ち出すとともに、各国の伝統や文化と調和を図りながら新しいライフスタイルを提案しています。
流通の近代化、国民の生活文化向上、小売技術の伝承、海外からの専門店企業誘致などに貢献することから、各国より大きな期待が寄せられています。