多彩な暮らしの機能を提供し、人々の集う場として存在感を発揮してきたイオンモール。
地域や国の特性に応じた個性あるモールを展開し、国内外の地域課題解決に貢献しています。
いつまでもお客さまから求められる商業施設として地域から支持され続けるために、定期的にモールのリニューアルを行っています。周辺環境やお客さまのライフステージの変化に合わせてコンセプトを再構築し、大規模な増床やゾーニングの見直し、新たな専門店の誘致などを実施します。併せて施設の改善を行い、新鮮さの維持に努めています。また、自然エネルギーを活用した「人と環境に配慮したモールづくり」を推進し、訪れるたびに驚きと感動と発見があるモールづくりをめざしています。
地域や立地、マーケットなどをふまえ、個々の特色を打ち出した、そこにしかない個性的な魅力を発信するモールづくりに取り組んできました。その取り組みは、新たな事業フォーマットとして、従来型商業施設とは異なる「オフィス・商業複合施設」や「地域創生型商業施設」へと進化しています。
取り組み事例
地域創生型商業施設「THE OUTLETS」
「イオンモールNagoya Noritake Garden / Bizrium名古屋」
2021年10月、イオンモール初の複合型商業施設が愛知県名古屋市にオープン。“自然と自然になれる場所”をコンセプトに、商業施設とオフィスを複合させることによる、利用者のワークライフバランスの実現や、より良いオフィス環境の提供などを行います。日本国内で培ったショッピングモール事業のノウハウを活かして、中国、アセアンでの出店を積極化しています。2008年に海外1号店となる「イオンモール北京国際商城」を出店後、中国各地で出店を強化。現在は、アセアン地域での出店も拡大し、2014年のアセアン出店1号店となる「イオンモール タンフーセラドン」以降、ベトナム、カンボジア、インドネシアで展開しています。今後も海外展開を加速させ、アジアNo.1商業ディベロッパーをめざします。
海外における⾼い利益成⻑の実現のために新規出店の加速だけではなく、 既存モールの増床・リニューアルも実施しています。感度の高い専門店の誘致や既存エリアのゾーニングの見直し、計画的な増床、ジャパンクオリティでのモールオペレーションを通して、お客さまの日々の暮らしの中に、ひとつ上のライフスタイル、新たな価値を提供し続けるショッピングモールを実現します。
海外での将来の出店加速に向けた物件の探索・確保のために⾏政機関や地元企業との連携強化を図っています。
ベトナムにおいては2023年12月、出店パイプライン確保に向けて、新たに2つの地方政府とショッピングモール開発に関する包括的覚書を締結しました。さらなるベトナム事業の基盤確立をめざし、地方都市への展開を推進することで、著しい経済成長を遂げるベトナムの持続的な発展とまちづくりに貢献します。