イオンモール株式会社|Life Design Report 2024
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特 集日本とカンボジアの外交関係樹立の友好70周年記念事業として、2023年11月にイオンモール センソックシティで国連共催イベントを開催しました。「脱プラ」「フィンテック」「食の安全」「交通渋滞」「女性活躍」をテーマに、現地関連省庁の方、専門家、そして関連企業の代表などを招いてパネルディスカッションを実施。また、両国で活躍するアーティストによるミニライブを開催し、パートナーシップを深めました。身近なテーマでSDGsへの関心を高めるパネルディスカッションのテーマは、お客さまと同じ目線に立つことを意識して、当社のカンボジア人スタッフに「一人の生活者として解決したい問題はなにか」を問いかけて選んだものです。国連からの「若い方にもSDGsに関心を持ってほしい」というご要望を受け、来場を促進するミニライブも開催しました。カンボジアの新たな物流拠点として、同国最大貨物取引量を有するシハヌークビル港に「イオンモール カンボジア シハヌークビルFTZロジスティクスセンター」を開設しました。一定期間、関税の徴収が留保される保税制度の適られるとともに、同国で初めて非居住者の在庫の保有が可能になりました。世界のどこからでも在庫状況を確認しを出せるなど、効率的な物流の仕組みを構築し、東南アジアの新しいハブ拠点への成長をめざします。国のプロジェクトを主導する長年の信頼関係カンボジア政府は、同国唯一の深海港であるシハヌーク港をアセアンのハブとなるフリーポートにする構想を持っていました。トが難航する中、物流は私たちの専門分野ではないながらも困っているなら力になりたいという想いで事業に参入しました。こで培ってきた実績や信用があるからこそ、国内初の非居住者在庫取扱ライセンスを発行するなど、政府の国家プロジェクトにおいただいています。大学と、幼稚園児から高校生までが在学さまにご協力いただき、SDGsをテーマた。受験や就職など学生に身近な話題生による手話を使った歌なども披露しま学⽣の力でSDGsをより身近に感当モールは特に若いお客さまが多いこと協力いただき学んだことを平易な言葉ででSDGsが身近なものであることを広く伝ました。ご覧になったお客さまからは、「男SDGsのテーマだと初めて知った」というます。30イオンモール カンボジア ロジプラス Director/ Senior General Manager松尾 崇司イオンモール カンボジアCorporate Management Division Senior General Manager須堯 一樹■■■■■■■カンボジアカンボジアベトナム日本との友好関係を祝うとともにSDGsの理解を促進カンボジア物流課題解決に向けて政府・関係省庁と協力し、同国初の「保税・非居住者倉庫」を開業学⽣による発表の機会をSDGsの考えをアセアンでも地域社会の幅広い課題を解決SDGsを広く浸透させる

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