イオンモール CSR/ESGレポート 2020
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SDGs 持続可能な開発目標専門店向けの取り組み専門店従業員の作業負担を軽減し、業務を省力化する業務用タブレット「イオンモールワークス」の導入を開始しました。定期的に発生する届出書類の提出を端末による申請にすることで、モールの事務所に足を運んでいただく時間を削減。また、モールからのアンケートやお知らせを配信するとともに、従業員教育がいつでも可能になりました。タブレットは、わかりやすい画面構成や翻訳機能、館外に持ち出すと電源が切れるセキュリティなどを整え、現在国内79モールに導入しています。人材不足が社会的な問題になっているなか、当社の商業施設に出店いただいている専門店の従業員が長く活躍できる職場環境を整えてES(従業員満足度)を向上することもディベロッパーとしての責務と考えています。各モールが取り組んでいるES向上施策のうち優秀な事例を「ベストプラクティス」として表彰し、水平展開を図っています。専門店従業員のモチベーションアップを目指し、お客さまからの「おほめの言葉」をメッセージカードに記入していただく取り組みを2017年から継続して実施しています。今年度は、さらに従業員休憩室の拡充や健康診断、年2回の従業員懇親会を実施し、皆さまにご好評いただいています。接客に対する意識の向上を目的に、専門店従業員が日頃培った技術を競い合う「接客ロールプレイングコンテスト」を、国内だけでなく海外でも実施しています。中国では、計19モールから約3,700店舗の従業員、約5万名を対象に、4回目となる全国大会を開催。カンボジア、ベトナム、インドネシアでも実施し、取り組みの輪を広げています。ベストプラクティスの事例紹介イオンモール四條畷(大阪府)接客ロールプレイングコンテスト(ベトナム)効率化を目指すデジタル技術の導入従業員が働きやすい環境づくり接客技術の向上を目指してAEON MALL CSR/ESG Report 202031

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