イオンモール CSR/ESGレポート 2020
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活躍の機会を創出する海外モール2008年に海外1号店を北京に出店して以来、当社は中国で計21モール、インドネシア・ベトナム・カンボジアに計9モールを展開してきました。海外のモールでは、当社の理念を理解したローカルスタッフによる運営を基本方針とし、各国で人材育成に注力するとともに幹部職位への登用も積極的に進めています。中国では、7モールでローカルスタッフがモールの責任者であるゼネラルマネージャー(GM)に就任しています。モール責任者としてリニューアルプロジェクトを推進イオンモール武漢金銀潭(中国・湖北省)ゼネラルマネージャー張 曼(チョウ マン)他の日系企業を経て2014年に入社し、当初は研修などを通して「お客さま第一」の理念を徹底的に身につけました。学んだことを活かし、マネージャーとしてお客さまの特性にあわせたイベントを企画・開催するほか、モールの安全性を高めるため館内の防災設備を整えスタッフ教育を徹底するなど、より良いモールづくりに取り組んでまいりました。日本人の上司と意見が異なることもありましたが、考えを共有し、一緒に検討することでお客さまに満足いただける施設を追求しました。こうした取り組みを評価いただき、2017年にモールの責任者であるGMに就任しました。お客さまの習慣や消費の傾向を深く理解した運営を実現できることが、ローカルスタッフの強みだと考えています。現在は大規模な増床リニューアルを進めており、いっそうお客さまにご支持いただけるモールを目指しています。当社は現地のスタッフが成長し、キャリアアップできる体制が整っています。将来は、新規モールのGMにも挑戦したいですね。ダイバーシティ・働き方改革2私たちは、海外モールでローカルスタッフの責任者への登用を推進するとともに当社や専門店の従業員が長く働きやすい環境を追求します。快適な職場環境を提供AEON MALL CSR/ESG Report 202030

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