イオンモール CSR/ESGレポート 2020
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SDGs 持続可能な開発目標きらきら休暇制度当社では、正社員だけでなくフレックス社員(パートタイマー)も誕生日、記念日、帰省、家族の介護、育児、学校あるいは地域行事などを理由として年間2日まで取得できる「きらきら休暇制度」を導入し、家族と過ごす時間を大切にすることを奨励しています。当社では出産や育児と仕事の両立を支援するための各種制度を整えるとともに、制度を利用しやすい職場環境づくりに取り組んでいます。ここでは育児休業を取得した男性社員の声をご紹介します。育児休業を取得した男性社員の声他の休暇と組み合わせて有効に活用イオンモールかほくゼネラルマネージャー 東 駿太朗財経統括部 財務部 財務グループマネージャー 末松 央行イオンモール神戸南オペレーションマネージャー 鈴木 俊哉首都圏事業部に所属していた2019年7月に第3子が生まれ、上の子ふたりの面倒を見るために育児休業を取得しました。当初は通常休日と年次の長期休暇で5日間だけ取得する予定でしたが、人事部からの勧めもあって育児休業を組み合わせました。出産直後は、近所の方のお気遣いや祖父母の助けとともに、弟ができたことが嬉しくてはしゃいでいた上の子たちの様子が強く印象に残っていますね。月末に育児休業を取得していると社会保険料が免除になるなど、それまで知らなかった制度上のメリットも多く、今後は後輩たちにも積極的に情報を共有していきたいです。会社全体の取り組みとして、さらに長期にわたる男性社員の育児休業取得が根づくことを願っています。職場でも家庭でも事前の準備が大切長女の誕生に伴い、2019年11月から42日間の育児休業を取得しました。子どもと触れ合い妻に寄り添う大切な時間だったと思います。取得にあたっては、事前に不在中の組織や業務について上司、同僚と何度も話し合いました。権利行使だけでなく、その間の会社のことを考え、周囲の理解を促すことが今後の取得推進に重要だと思います。というのも、社内の何人かから「ごゆっくり」と声をかけられ、育児休業中に家で何をしているのか理解が進んでいないと感じる場面がありました。家庭でも、育児休業中の役割について夫婦で事前に話し合うことが重要だと妻に気づかせてもらいました。親子、夫婦、家族の絆が強くなる大切な期間として、男性社員も当たり前に取得する企業風土になることを願っています。新しい気づきが多い貴重な体験私も妻も実家から離れて暮らしているため、第2子が生まれた際に育児休業を含む14日間の休暇を取得しました。ワークライフバランスを重視する職場の雰囲気も後押しになりましたね。いざ休暇に入ると、妻は赤ちゃんのさまざまなケアをするだけでなく、内祝いの手配や各種の届出など、私の気が回らないような負担を抱えていることに気づきました。育児休業中は、子育てをしながら働くフレックス社員(パートタイマー)の苦労を理解したり、子育て世代の家族がモールに何を求めているかを学んだりと業務に役立つ経験もたくさんできました。もっと多くの方が制度を利用しやすいように各職場で雰囲気づくりを進め、会社にも後押ししていただきたいと考えています。AEON MALL CSR/ESG Report 202029

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