イオンモール CSR/ESGレポート 2020
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ごみ庫は、清潔感が保たれ整理整頓されているためとても使いやすいです。アルミ缶やペットボトルといったリサイクルが可能な廃棄物はきちんと再利用されており、イオンモールさんの環境への取り組みや考え方は素晴らしいと感じています。16,060t23,262t23,110t3,543t106t606t367t606t132t生ゴミ段ボール雑芥廃プラスチック廃プラスチック(有価)ペットボトルビン缶発泡スチロール123456789項目別排出量とリサイクル率91.9%100.0%74.8%94.9%100.0%100.0%97.5%100.0%100.0%2,167t2,433t216t1,399t17t16t115t17t5,321t廃油紙類粗大ゴミその他不燃ゴミ蛍光灯廃電池ワリバシ廃アルカリ・剥離剤汚泥101112131415161718100.0%100.0%92.7%61.6%91.9%87.6%97.0%23.0%90.4%廃棄物は各専門店で分別したあとごみ庫で一時保管し、リサイクルが可能なごみはNGO団体に処理を委託しています。種類ごとに正しく分けられているかを清掃員が確認するなど、管理を徹底することでリサイクル率向上に貢献しています。まだまだごみを適切に処分する習慣が暮らしに根づいていないため、専門店従業員には新人研修で教育するほか、毎月指導を行うことで当社の環境への意識を共有しています。事務所内でも資源の利用削減を推進しており、備品の使い方を見直すことでごみを出さないよう努めています。今後も従業員への教育を継続することでリサイクルの重要性を浸透させ、国内全体の環境意識の向上につなげたいですね。モールから出る廃棄物の削減では、専門店に協力をいただいて、「何を、どこで、どれだけ廃棄しているか」を明らかにし、課題として意識づけることが重要です。各モールでは、廃棄物を基本18品目に分類したうえで品目ごとに計量するシステムを導入しています。専門店は各品目を計量した後、計量済みのシールを貼り、品目ごとの保管場所にまとめて廃棄します。分別されたごみのうち、可能なものについては極力リサイクルに回し、各品目ごとにリサイクル率を集計しています。廃棄物削減とリサイクル2019年度の廃棄物排出総量とリサイクル率国内直営モールのリサイクル率(サーマル・リサイクル含む) 89.4%急激な経済成長に伴って、ごみの増加が社会問題になっているカンボジア。プノンペンの市街地では毎日2,500トン以上のごみが排出され、その8割が適切に処理されず埋め立て処分されるなどさまざまな課題が指摘されています。そのなかでも、当社は率先して環境に配慮したモールづくりを行っており、イオンモール セン ソック シティは、環境保護に取り組む模範的なショッピングモールであると評価され、環境大臣から表彰されました。カンボジアにおけるごみ分別の取り組みイオンモール セン ソック シティ管理マネージャーイム ビボルカクリスピー・クリーム カスタマーサービスシァト カカダ様専門店も協力しています徹底した管理でリサイクルの仕組みを構築SDGs 持続可能な開発目標AEON MALL CSR/ESG Report 202027

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