イオンモール CSR/ESGレポート 2020
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令和元年房総半島台風における災害対応木更津市との連携千葉県内の主な被害状況2019年9⽉9⽇から10⽇にかけて関東地⽅に上陸し、千葉県では⻑期にわたる停電、断⽔、家屋の損壊など甚⼤な被害をもたらしました。イオンモール⽊更津では、地域のインフラとしての機能を果たし、復興拠点の役割を担いました。木更津市とイオン株式会社は、イオンモール木更津のオープンに先立って2014年9月に連携に関する協定を締結しており、今回の災害ではイオンスタイル木更津を通した食料の提供、特別臨時シャトルバスの運行など、協力して市民の皆さまの生活を支援しました。最⼤瞬間⾵速 : 57.5m/s/住宅被害(全壊・半壊・⼀部損壊・床上浸⽔・床下浸⽔): 67,369棟/送電塔 : 2本倒壊/電柱 : 1,750本損壊/停電 : 約64万⼾/断⽔ : 約8万9千⼾イオンモール木更津(千葉県)木更津市 総務部 危機管理課 課長 関口 哲也様イオンモール木更津(千葉県)地域・社会インフラ開発1私たちは、つねにお客さまの安全・安心を第一にあらゆる災害対策に取り組み、万一の際には地域の復興拠点としての役割も担います。災害に強い施設づくりで安全・安心を提供台風上陸から3日後、コンビニでも食料が手に入らないなど混乱が続く状況でイオンモールさんに相談をしたところ、迅速におにぎりを調達していただき、住宅損壊や停電のため公民館に身を寄せていた市民に提供することができました。12月には自衛隊をはじめ多くの関係機関が参加して「きさらづ防災フェスタ」をモールで実施し、あらためて多くの市民に防災の重要性を呼びかけることができました。これからも協力をいっそう深めて市の防災体制を強化していきたいと考えています。AEON MALL CSR/ESG Report 202018

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