イオンモール CSRレポート2019
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SDGs 持続可能な開発目標イオンモール ジャカルタ ガーデンシティ[インドネシア]2015年からイオン ふるさとの森づくりに協力しています。近隣の森を現地調査して地域に自生する木から樹種を選定し、苗は地元で育ち周辺環境に適応したものを優先的に選ぶなど、自然林に近い森をめざしています。これにより、地震や台風、津波に強い優れた防災機能を持つといった、多面的な役割を果たします。2018年11月にオープンしたイオンモール津南(三重県)では、従来を大幅に上回る79種類もの木を植え、落葉樹などによる変化に富んだ里山林のエリアを設けて生物多様性と人との接点が拡大しました。また、多くのお客さまが通行するエントランス付近にも将来森に生長する苗を植樹することで、訪れるたびに木の生長を感じていただけるほか、モデルにした森をパネルで紹介するなど、イオンの活動に親しんでいただける造りにしました。今後は、お客さまが森とふれあう機会の提供や、多種多様な生物が活動しやすい環境をつくるビオトープの設置などを提案していきたいですね。地域の特色を出した森づくり公益財団法人 地球環境戦略研究機関国際生態学センター 上席研究員村上 雄秀様AEON MALL CSR/ESG Report 201927

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