イオンモール CSRレポート2019
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SDGs 持続可能な開発目標2018年度は例年以上に自然災害が多く発生し、各モールではお客さまや専門店従業員の安全を確保するとともに地域のインフラとして機能するためにさまざまな対応を行いました。その一部をご紹介します。主要な災害対応事例平成30年7月豪雨(2018年6月28日~7月8日)7月6日深夜に付近の高梁川が氾濫危険水位に達し、直ちに倉敷市との防災協定により立体駐車場を一時避難場所として提供。警備員のほか社員6名が緊急出勤して対応し、駐車場および一部館内のトイレを開放しました。情報は倉敷市からの災害情報(エリアメール)で発信され、7日午前1時には約2,300台の車両を受け入れました。●イオンモール倉敷(岡山県)7月6日、豪雨の影響でモール付近の府中大川が氾濫危険水位を超え、府中町防災対策課からお客さまのご帰宅を見合わせる要請がありました。帰宅困難なお客さまのために20時よりフードコートを開放し、夜通し警備員を配置して飲料水の提供やトイレの開放を実施。93名のお客さまが朝まで避難しました。●イオンモール広島府中(広島県)北海道胆振東部地震(2018年9月6日)震度4を記録した旭川ではモール施設を含めて一帯が停電。早期に通電したJR旭川駅と協議し、モール内すべての延長コードや携帯電源タップを駅コンコースに持ち込み、約100台分の充電スペースを設置しました。また受水槽から水を運んで一部のトイレを利用できるようにしたほか、食料品や生活必需品の店頭販売を実施しました。●イオンモール旭川駅前(北海道)平成30年台風第24号(2018年9月21日~10月1日)9月30日深夜から最大風速40mを超える暴風となり、浜松市内の広範囲で停電が発生。イオンモール浜松志都呂は10月1日にモール内に約20台の充電スペースを設置し、イオンホールを自習室として開放しました。イオンモール浜松市野(静岡県)でも充電スペースを設置し駐車場の一部を開放しました。●イオンモール浜松志都呂(静岡県)平成30年台風第21号(2018年8月28日~9月5日)9月4日に中部国際空港と常滑市街地を結ぶ連絡橋が通行止めとなり、100名近い訪日外国人のお客さまがモールで足止めに。急ぎのお客さまも多かったため、2台の臨時バスをモールで独自に手配し、空港への車両乗入れが許可された直後にお客さまを空港へお送りしました。●イオンモール常滑(愛知県)実際に送信されたエリアメールAEON MALL CSR/ESG Report 201921

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