イオンモール CSRレポート2019
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SDGs 持続可能な開発目標継続した取り組みで、将棋文化を全国に発信将棋文化の普及に対するこれまでのイオンモールさんの積極的な姿勢を見て、「二千局盤来2018」への協力を依頼し、会場の提供を含めたいへん尽力いただきました。「二千局盤来2018」は、市制60周年を機に市民の皆さまと一緒に盛り上がることを目的とし、将棋を指せる人を増やしたいという思いで挑戦しました。参加者がなかなか集まらず一時は記録達成が危ぶまれましたが、イオンモールさんが持つ宣伝力や地域の皆さまの将棋への思いが、予定人数を上回る参加につながったと感じています。地域が一体となって記録を更新できた達成感により、一人ひとりの将棋に対する愛着を深めることができました。また、天童市の枠を超えて、全国へ将棋文化を発信できたことは嬉しいです。将棋の振興や普及など、イオンモールさんには今後もさまざまなサポートを期待しています。市民の皆さまと取り組んだ文化振興将棋のまちである天童市の意地にかけて、「二千局盤来2018」は絶対に成功させたいという思いがありました。参加を迷っている方の中には将棋を指したことがない人も多く、駒の動かし方などを教えるために行政と協力して市内の各エリアで臨時の教室を開くほか、あらかじめ対局相手を決めて家族や友人と参加できる申し込み枠を設けて参加のハードルを下げるなど、さまざまな工夫を検討して記録達成をめざしました。イオンモールさんでも本番前にプレイベントを開催していただくなど、子どもや普段将棋に関心のない方の参加につながり、「二千局盤来2018」は天童市の文化を普及する素晴らしい機会になったと感じます。今後は、さらにイオンモールさんと連携しながら将棋や駒づくりの伝統をつなぎ、天童市が拠点となって国内だけでなく世界にも広めていきたいです。将棋文化の浸透をめざして企画を構成天童市経済部商工観光課課長 村山 秀和様公益社団法人 日本将棋連盟天童支部会長 大泉 義美様「こども将棋王決定戦」は、全国で予選を行うため、将棋のまちとして天童市の知名度を向上させる機会となりました。これからも決勝戦を天童市で開催していただくことで、将棋を指す全国の小学生がめざす場所として天童市を意識してもらえたら嬉しいです。また、天童市は、将棋以外にもたくさんの観光資源を持っています。イオンモールさんと協力しながら、さらに地域の活性化に取り組んでいきたいです。年に1度開催してきた「こども将棋王決定戦」。4回目となる今回は、当社の全面的なサポートにより全国で1,132名が参加して予選を行うなど、年々規模を拡大しています。各ブロックを勝ち抜いた8名と天童エリアの上位3名、日本将棋連盟天童支部推薦枠1名の計12名がイオンモール天童に集まり、2018年10月の決勝戦に参加しました。●こども将棋王決定戦一般社団法人 天童市観光物産協会専務理事 髙橋 正義様AEON MALL CSR/ESG Report 201919

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