イオンモール CSRレポート2019
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地域とともにもっと地域に貢献するイオンモールへ②イオンモール天童[山形県]「こども将棋王決定戦」を継続して開催するなど、さまざまな地域貢献の取り組みを通して地元の皆さまと信頼関係を築いてきたことが「二千局盤来2018」の成功につながったと感じています。地域の皆さまが強い思い入れを持つこの取り組みを必ず成し遂げようという思いで、率先して実行委員会の打ち合わせに参加し、何度も話し合いを重ねました。全国のモールで開催した「こども将棋王決定戦」の予選会場でもチラシを配るなど、積極的なPRが全国各地からの参加につながりました。また、約5,000人が集まる会場として、お買い物をされるお客さまのことも考慮して開催日を調整したほか、当日の入場を効率化し、スムーズで安全な運営を追求したことで大きなトラブルなく終えられて安心しました。「二千局盤来2018」を通して天童市の皆さまと結束を深め、さらに地域に根ざしたモールへと進化できたと感じます。今後は、地元の皆さまが待ち望む天童市出身のプロ棋士の誕生にも協力するほか、まだまだたくさんある魅力的な観光資源を活かして天童市を盛り上げてまいります。2015年に始めた「究極のローカライズ」企画とは、各モールから地域の魅力を発信する独自企画を募り、優れたプランを選んで実践する試みです。その初年度に「こども将棋王決定戦」を企画・実行したイオンモール天童(山形県)は、その後も天童市や関係団体との交流を深め、将棋文化の発展に貢献してきました。そして2018年10月、市制施行60周年記念事業として同モールで開催した「二千局盤来2018」で同時対局数のギネス世界記録を達成しました。約8ヶ月にわたって40を超える団体の皆さまとともに準備を進めた結果、全国から幅広い世代の方がモール駐車場の特設会場に集まり、約4,700人による一斉対局が実現。見事に記録を更新しました。地域貢献の積み重ねで、地元に根ざすモールづくりイオンモール天童ゼネラルマネージャー小寺 和也営業担当清野 七海私たちは、各地域の文化や産業を尊重し、ともに成長・発展するモールづくりを行っており、地元の魅力を再発見できる体験や、大切にしてきた伝統を次の世代へ継承する機会を提供しています。「究極のローカライズ」で培った信頼関係を礎にギネス世界記録®を達成AEON MALL CSR/ESG Report 201918

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