イオンモール CSRレポート2018
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施設全体が見渡せて車椅子でも動きやすく、スタッフの方も自然に寄り添ってくださるのがいいですね。去年連れてきた児童がたいへん喜んでいたので継続して利用しています。子どもたちが将来のことを考えたり、街で見かける大人たちのいろいろな仕事に興味を持ったりするきっかけになっています。障がい者を団体で受け入れる施設はまだ少ないようですが、私たちは「心配なさらず、どうぞ安心していらしてください」とお伝えしています。先日は特別支援学校全体の230名のお子さまを一度に受け入れて楽しい時間を過ごしていただきました。「ここに来て初めて将来の夢が見つかりました」といった声をいただくと本当に嬉しいですね。大切なのは、障がいのある方を特別扱いするのではなく、健常者といっしょに楽しく過ごしていただくことです。さまざまなお子さまがいるので、一人ひとりの様子を見てスタッフが臨機応変に対応しています。仕事体験をご提供いただくスポンサー企業からも「私たちの想いをお客さまに届けている」とご賛同をいただいています。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県東松島市への地域創生活動の支援を2013年から継続して行っています。応急仮設住宅で生まれたソックモンキー「おのくん」の制作や販売を支援するキャラバンイベントを2017年度はイオンモール宮崎(宮崎県)、イオンモール四條畷(大阪府)で開催したほか、全国のモールで材料となる靴下や綿の回収ボックスを設置し、お客さまからのご協力をいただいて寄贈しています。東松島市への復興支援を継続障がい者団体の利用を積極的に受け入れ親子3世代で楽しめる仕事体験テーマパーク「カンドゥー」をイオンモール幕張新都心(千葉県)で運営する当社100%出資子会社のイオンモール キッズドリーム合同会社では、特別支援学校や特別支援学級など、障がいのあるお子さまの団体を積極的に受け入れており、県内外から毎月2〜3団体程度のご利用をいただいています。イオンモール キッズドリーム合同会社代表職務執行者 社長 伴井 明子イオンモール キッズドリーム合同会社営業部 営業企画グループ担当 丸山 浩介モールの安全管理環境への配慮川崎市立小田小学校 前田 三枝先生(左)川崎市立大島小学校 佐藤 幸子先生(右)SDGs 持続可能な開発目標トップメッセージ会社概要CSRトピックス特 集1特 集2特 集3CSRの5つの柱地域とともにパートナーとの協力社員の職場環境モールの安全管理環境への配慮ガバナンス第三者意見データ集会計報告2018 AEON MALL CSR 27

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