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越谷市・イオンモール株式会社「(仮称)大相模調節池河畔 水辺活用に関する基本協定」を締結

 越谷市とイオンモール株式会社(以下、当社)は、大野知事の立会いの下、「(仮称)大相模調節池河畔 水辺活用に関する基本協定」(以下、本協定)を締結しました。

埼玉県では、「埼玉版SDGs」の重点テーマ「埼玉の豊かな水と緑を守り育む」に位置付けた「Next川の再生・水辺deベンチャーチャレンジ」事業を進められています。
越谷市は、大相模調節池の活用を図るため県の水辺deベンチャーチャレンジ事業に登録し、企画段階から連携して取り組む民間事業者を公募、当社はこれに応募し、その結果、事業者候補者として選定されました。

本協定は、越谷市と当社が、大相模調節池河畔の水辺を活用し、河川管理者である埼玉県と一体で地域の活性化を図ることを目的に締結するものです。

本協定を機に、越谷市と当社及び埼玉県はこれまでに以上に連携し、水辺空間づくりにおいて、良好な水辺と都市空間の形成やにぎわい創出、地域との連携による魅力の向上などの検討を進めてまいります。

本協定の概要
名称 「(仮称)大相模調節池河畔 水辺活用に関する基本協定」
協定事項
良好な水辺と都市空間の形成
にぎわい創出
地域との連携による魅力の向上
魅力の発信
締結日 2022年8月27日
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【8月27日(土)締結式、現地視察の様子】
【本件に関するお問い合わせ先】
イオンモール株式会社 社長室 広報グループ TEL:043-212-6733

ご参考

水辺活用のイメージ
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Next川の再生・水辺deベンチャーチャレンジ
 国の規制緩和を活用し、河川敷地の商業利用を後押しする「水辺空間とことん活用プロジェクト」を進化させて、新たに企画段階から民間事業者等との連携を強化し、より魅力ある水辺空間の創出を図る事業である。利活用内容については行政や地域住民、民間事業者等で構成する利用調整協議会で検討を行い、協議会で合意したプランに基づき整備を推進する。県は河川管理施設を、民間事業者等は営業施設を整備し、市町村は河川敷地の占用や地域の活動支援を、地域住民は美化清掃などの地域活動を行う。
(https://www.pref.saitama.lg.jp/a1008/venture.html)
大相模調節池の概要
 大相模調節池は、JR武蔵野線越谷レイクタウン駅を囲むように位置し、ショッピングモール「イオンレイクタウン」に隣接している。普段は、ボートやカヌーなどの水上スポーツをはじめ、地域の方々のレクリエーションや憩いの場として活用されているが、洪水時には、東京ドームの容量に匹敵する120万立方メートルの水を元荒川から導水し貯留することで、流域の浸水被害の軽減を図る目的で設置された河川管理施設である。
大相模調節池の水辺活用に関する取り組み
 越谷市では、2021年から2022年にかけて、大相模調節池を活用した地域の活性化について住民アンケートや事業者ヒアリングを実施。その結果、特に、水辺のまちづくり館のある北池の東側を中心に活用の可能性があると考え、「水辺deベンチャーチャレンジ」へ事業登録した。2022年3月に設置した自治会連合会や越谷商工会議所、越谷市観光協会などで構成する「大相模調節池水辺活用調整協議会」での協議を経て、民間事業者が河川敷地での事業活動を可能とする手続きを行った。
その後、2022年5月から6月にかけて事業に取り組む民間企業を公募し、審査の結果、イオンモール株式会社を相手方として決定し、今回の基本協定締結に至った。
今後は、市・県・イオンモールの3者での協議を中心に、協議会やレイクタウン地域での意見交換などを経て事業計画を策定し、施設の整備やソフト事業等に取り組んでいく。施設のオープンは2025年度を目指している。