NEWS

建設における資源循環システム構築の取り組み開始!

 イオンモール株式会社(以下、当社)は、当社が運営する施設を構成する、また、施設から発生する全てのものを資源として循環させ、有効活用する仕組みづくりとして、建設における資源循環システム構築の取り組みを開始します。

当社はサーキュラーエコノミー(※)の概念を採り入れたモールづくりを目指しています。現在、脱プラスチック・食品リサイクル・衣料品回収等、モール内において発生する資源を循環させる取り組みを推進していますが、今後は、資源循環の取り組みの枠組みをさらに広げ、施設全体での仕組みづくりを構築することで、循環型社会の実現を目指します。

この度、建設分野のSDGs実現に向け、施設の運用時のみならず建設時・リニューアル時も含むサプライチェーン全体での資源循環を目指し、可能な限り資源を廃棄させない仕組みづくりの検討を開始します。
当社は、株式会社竹中工務店にもご協力いただき、お客さま、パートナー企業さま、地域行政等、様々なステークホルダーとサーキュラーエコノミーの理念を共有し、すべてのものを“資源”として認識、“捨てる”という概念を無くした設計・デザインや環境負荷の抑制のみならず、根本的な問題を解消することで廃棄物を排出しない資源循環システム構築を実現します。

建設における資源循環システム構築の概念図
20220601a.jpg
めざすべき姿

解体時リユースは最大化し、新築時及び解体時の廃材リサイクルは最小化する。
(優先順位:リユース→リサイクル)

新築時使用建材は解体材リユース材とリサイクル建材を使い、リサイクル不可能建材は使わない。

最終的にはバージン建材を使わない(リユース建材、リサイクル建材のみで構成)

サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、従来の3Rの取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すもの。(環境省HPより)

本件に関するお問い合わせ先
イオンモール株式会社 社長室 広報グループ TEL:043-212-6733