イオンモール株式会社(以下、当社)は、国連で制定された「世界環境デー(World Environment Day)」(6月5日)、環境省が主唱する環境月間に合わせ、当社として初めて「イオン ふるさとの森」の生態系調査を実施しましたので、その結果をご紹介します。
「世界環境デー」は、環境について考える国際的な記念日で、国や社会全体で人々の環境に対する行動を変えるきっかけづくりを行うため、毎年テーマに沿って環境問題へアプローチするもので、2020年のテーマ「生物多様性」です。
当社では、新しいモールがオープンする際に、地域の自然環境に最も適した、土地本来の樹木をお客さまとともに植える植樹祭を行っています。今回の調査では、ふるさとの森に植樹した木々の成長にあわせて多様な動植物が暮らしはじめ、地域の自然を結ぶ緑のネットワークとして成長していることが分かりました。
今後も当社は、森を正しく管理することで、人と自然の共生、自然と調和したまちづくりを推進し、地域の生態系を皆さまと共に育み、守る取り組みを継続してまいります。
「イオン ふるさとの森」生態系調査 結果概要
①植 物 | : | 地域の自然林を手本に常緑樹の苗木を高密度に植えたことなどで、外来植物の侵入や増加を抑制。植栽から約20年経過した緑地では、市街地の一般緑地と比較すると非常に高い割合となる約4割が自然林の植物種と共通し、213種もの多様な植物が確認されました。 |
②鳥/チョウ | : | 森の成長にあわせて、草地性の鳥や樹林性の鳥が生息するほか、森が地域に住むチョウの移動経路や餌場、繁殖場所など様々な役割を果たし、地域の自然とのネットワークの一部になっていることが分かりました。 |
調査期間 : 2019年7月・11月
調査モール : 岡山県 イオンモール倉敷/1999年開業
調査協力 : 公益財団法人地球環境戦略研究機関国際生態学センター、株式会社ラーゴ
調査結果詳細は、当社コーポレートサイトCSR活動
(https://www.aeonmall.com/csr/news/20200605.pdf)に掲載しています。
鳥の生息例
当社では、2030年までに取り組むべき地球規模の17の目標“SDGs”に向けて、全社を挙げて取り組んでいます。今回の取組が該当する開発目標は、下記の通りです。

【本件に関するお問い合わせ先】
イオンモール株式会社 広報部 電話:043-212-6733