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~「捨てない」から、はじめよう。~SAF(持続可能な航空燃料)の原料の安定確保に向け、回収スキーム及び拠点を拡大

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~「捨てない」から、はじめよう。~
SAF(持続可能な航空燃料)の原料の安定確保に向け、
回収スキーム及び拠点を拡大

 イオンモール株式会社(以下、当社)は、SAF(持続可能な航空燃料)の原料の安定確保に向け、家庭系廃食用油をBDF(バイオディーゼル)やSAFへリサイクルする回収スキームおよび拠点を拡大します。
 当社では既に、関西エアポート株式会社、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY、株式会社レボインターナショナルと協働し、2025年1月より大阪府内5施設で常設の家庭用廃食用油回収ボックスを設置しています。今般拠点を10施設に拡大、そのうちイオンモール
伊丹とイオンモール伊丹昆陽においては、兵庫県と連携した実証事業を開始します。

 SAFは、廃食油などを原料とする飛行機向けの燃料の一種で、通常のジェット燃料よりCO2の排出を最大8割削減できます。航空業界の脱炭素化にむけて、日本の官民協議会は2030年から日本の空港で提供する航空燃料の10%を持続可能な航空燃料(SAF)にする方針を示す一方SAFの主な原料となる廃食油(使用済みの食用油や植物油など)の安定的な調達が課題となっています。特に一般家庭で使用された廃食油はそのほとんどが廃棄されており、回収場所の増設が求められています。

 当社は、お客さまから家庭用廃食用油を回収する拠点として、脱炭素化に向け貢献するとともに、地域のごみを削減するとともに、資源として循環する社会をめざします。

【実施概要】
 ➢ 実施開始日:2025年10月15日~
 ➢ 実施場所 :イオンモール太田(群馬県)
          イオンモール幕張新都心(千葉県)               
          イオンモール四條畷(大阪府)
          イオンモール伊丹(兵庫県)
          イオンモール伊丹昆陽(兵庫県)

 

当社では、環境課題・社会課題の領域において、地域の皆さまとともに、持続可能な社会に向けた取り組みを進めています。
本取り組みは、モールの集積を活かした循環型社会の実現をめざし、廃棄物の削減、再利用の仕組み構築など、資源が循環する社会をめざしています。


【本件に関するメディアからの問い合わせ先】
イオンモール株式会社 社長室 広報グループ
TEL:0432126733


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