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日本最大級の指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」として全国のイオンモールの指定推進へ

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イオンモール株式会社
環境省大臣官房環境保健部企画課熱中症対策室
環境省地球環境局デコ活応援隊

日本最大級の指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」として
全国のイオンモールの指定推進へ

 イオンモール株式会社(以下、「当社」)は、環境省と連携し、熱中症特別警戒アラート発表時の指定暑熱避難施設「クーリングシェルター」として全国138モールの指定を目指し、各市町村への指定を推進します。
 また、大塚製薬株式会社、環境省地球環境局デコ活応援隊(脱炭素ライフスタイル推進室)とも連携し、2024年6月1日(土)~9月1日(日)までの期間、地域における熱中症対策の啓発や社会課題であるエネルギー消費の削減、燃料費高騰による家計負担の軽減等に資する取り組みを全国のイオンモールで実施してまいります。

【指定登録可能なモールをクーリングシェルターに指定登録】
 近年、熱中症による死亡者数が増加傾向にあり、熱中症対策を強化するための改正気候変動適応法が成立するなど、地域をあげての暑さ対策推進の緊急性、重要性が高まっています。
 当社は、気候変動への適応策として、「暑い日も寒い日も家の冷房・暖房を消してイオンモールで過ごす」というライフスタイルを提案し、地球にも家計にも優しい「ヘルス&ウェルネスプラットフォーム」の基盤づくりをめざしてまいりました。
 その一環として、2024年4月より、環境省へ「クーリングシェルター」指定推進に取り組むことを申し出し、それを機に、指定主体である市区町村行政への働きかけ協議を開始、推進を強化しています。市区町村の施設指定にあたっての準備が整い次第、段階的にイオンモールの「クーリングシェルター」への指定を進めてまいります。

【全モール計500件以上のクールシェア企画を開催】
 本企画は、環境省が推進する「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」に賛同、ご家庭の電気(冷房等)を消してイオンモールで楽しく過ごすことで、クールシェアによる省エネ、節電行動に参加していただくものです。
 23年に実施したウォームシェア企画と同様に、各自治体と連携し、イオンモールをクールシェアスポットとして登録。6月1日(土)~9月1日(日)までショッピングやグルメ、アミューズメント、さまざまなイベント(全モール計500件以上を目標に開催予定)など、快適なひとときを過ごしていただくことで、地域のクールシェア普及活動をサポートします。
 URL:(https://www.aeonmall.com/lp/coolshare/)  ※特設サイトは6月1日に公開予定

【全モールで「熱中症対策アンバサダーⓇ」認定者を配置】
 大塚製薬株式会社主催による、熱中症対策の啓発・普及活動に必要な知識が得られる「熱中症対策アンバサダー」講座を受講・活用し、2024年7月末を目途に全モールに認定取得者を配置、啓発・体験イベント開催時や地域自治体・団体等との連携に役立ててまいります。

【暑さ対策フェア「超!COOL作戦」を開催】
 世界の平均気温が観測史上最高となる暑さで、地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が訪れたともいわれるなか、専門店と連携してお客さまのさまざまな暑さ対策ニーズを叶えるアイテムを特集します。一部専門店ではフェアのほか、イベントやセールを実施し、お客さまの夏の暮らし・健康をサポートいたします。
 URL:(https://online-event.aeonmall.com/super_cool2024/)  ※特設サイトは6月1日に公開予定

 今後も当社は、地域住民が集い、語り合える楽しい空間と時間を提供、各地域最大級かつ、全国最大規模の熱中症対策に係る知識も備えたクーリングシェルターの集積基盤としての認知を図ります。また、地球にも家計にも優しい「ヘルス&ウェルネスプラットフォーム」の基盤づくりを目指すとともに、「熱中症予防(対策)」をキーワードに連携し、新たな事業パートナーと共創、環境や健康への活動が負担なく、自発的に、行動変容を起こすことができる取り組みを実施してまいります。

<環境省からのコメント>
 近年、日本は暑くなっており熱中症による救急搬送者と死亡者は高い水準で推移しています。室内で過ごす際は適切なエアコンの使用をしていただくことや、適切なエアコンを利用している施設のご活用等を行っていただき熱中症予防行動をとりましょう。
 また、「デコ活」の一環として、室温の適正化とその温度に適した軽装(クールビズ)について、環境省本省(東京)では、5月1日~9月末までの期間で集中的に実施します。
環境省熱中症予防情報サイト:<https://www.wbgt.env.go.jp/>

<千葉市 神谷市長からのコメント>
 今回、イオンモール幕張新都心様のご協力により、同モールを千葉市クールスポットに指定させていただきました。
 イオンモール幕張新都心様とは、千葉市脱炭素先行地域のグリーンMICEエリアの中で、脱炭素に向け連携して取り組んでいるところですが、さらに熱中症対策の適応策についても連携を強化させていただき、引き続き地球温暖化対策に向け、力を合わせて取り組んで参りたいと考えております。

<豊川市 竹本市長からのコメント>
 本市とイオンモール株式会社は、「地方創生に関する連携協定」などを締結し、防災拠点や環境にやさしいまちづくりへの取組などを進めているところです。今回、本市の「クーリングシェルター」の考えに賛同をいただき、誰もが暑さから避難できる「クーリングシェルター」に「イオンモール豊川」を指定いたします。このことにより、本市が「環境基本計画2020」に掲げる省エネルギー型ライフスタイルへの取組がより推進されることを期待しています。

<扶桑町 鯖瀬町長からのコメント>
 今回イオンモール扶桑様より申し出をいただき、扶桑町では第1号の民間施設クーリングシェルターとして指定をさせていただきました。近年の猛暑の中でも住民が安心して外出し、休息ができる施設としてご活用 いただくだけでなく、町と連携した健康イベントを開催されるなど地域に根差した活動をされています。これからも地域連携に積極的なイオンモール扶桑様と協働して住みやすい町となるよう尽力していきます。まずはこの夏、 熱中症予防を心掛けながら健康的に外出を楽しんでいただきたいです。

<東員町 水谷町長からのコメント>
 この度、イオンモール東員様と気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設に係る協定を結ばせていただきました。地球温暖化の影響で、近年では35℃を超える猛暑日が何日も続く日本の夏となっています。熱中症により搬送される人も急増しており、住民の皆様の命を守る責務を担う行政としては、とても心強い協定であり、イオンモール東員様には感謝申し上げます。
 これからも、町民、企業との協働の下、安心して暮らしていただける地域づくりに取り組んでまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

<鈴鹿市 末松市長からのコメント>
 今回、イオンモール鈴鹿様のご協力により、クーリングシェルターに指定をしていただけたことを大変嬉しく思います。地球温暖化の影響から熱中症を起因とした命にかかわるような健康被害は年々増加しています。この指定は、市民や市を訪れた皆さんの命と健康を守る大変重要な取組であると考えており、有事に際して、避難した市民などが楽しみながらその時間を過ごすことができるイオンモール鈴鹿様にご協力いただけたことは、たいへん有難く、力強く感じています。これからも、環境に係る取組を多く実施されているイオンモール鈴鹿様と更なる連携をお願いし、環境施策の推進と鈴鹿市の発展に努めてまいります。

<参考情報>
◆2023年ウォームシェア取り組み実績(一例)
 イオンモール千葉ニュータウン「あったかコーナーが登場!」
・期 間:2023年12月26日(火)~2024年1月31日(水)
・内 容:家の暖房を消して暖かいモールで過ごしていただくことで省エネ活動に気軽に参加しようというコンセプトのもと、モール館内に「こたつ道」「セラミック足湯」が登場しました。もの珍しさや、手軽に身体を温められる効果もあり多くのお客さまに体験いただきました。

◆2024年クールシェア取り組み予定(一例)
 イオンモールつくば:「イオンモールつくばでクールシェア」
・期 間:2024年6月1日(土)~9月1日(日)
・内 容:様々な涼しさ体感スポットを設置。1階レストラン街には今年も風鈴ゲート、館外の「SATOYAMA GARDEN」にはひまわりミストを設置します。さらに、オリジナルうちわを配布し、暑さをしのぎゆったり過ごしていただける涼モールを目指します。

◆イオンモールのクールシェアスポット:「集い・体験の場」
 ◇ 登録施設数 : 142モール
 ◇ 総 席 数 : 約360,000席 (1モール平均 約2,500席)
         (・モール内に設置されているベンチ : 約 25,000席)
         (・レストラン・フードコート : 約215,000席)
         (・映画館等の席数 : 約120,000席)

※デコ活とは
「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉
 https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/

 

【本件に関するお問い合わせ先】
イオンモール株式会社 社長室 広報グループ
TEL:0432126733


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