用語集

不動産・ショッピングモール関連の用語

顧客生涯価値(LTV)

その企業の全ての顧客が、生涯にわたって企業にもたらすと予測される価値(収益)の合計。将来の収益の源泉として扱われる。

サーキュラーモール

イオンモールではサーキュラーエコノミー の概念を採り入れたモールづくりを推進。脱プラスチックをはじめ廃棄物削減にこれまで以上に注力しつつ、食品リサイクルや衣料品回収を通じて資源循環を行う。

※原材料の投入量や消費量を最小化しつつ、これまで廃棄されてきた商品など(資源の『ストック』)を有効活用し、付加価値を生み出す経済活動。循環経済。
(参考:環境省「令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」https://www.env.go.jp/policy/ hakusyo/r03/html/hj21010202.html

総賃貸面積(GLA)

そのショッピングモールがテナントに対して貸し出せる面積の合計。

テナントリーシング

そのショッピングモールのコンセプトを踏まえて、適切なテナントを誘致する業務。誘致に当たってはマーケティングなどさまざまな要素を考慮する。

同友店会

イオンモールに出店するテナントを会員とした組織。会員企業の従業員を対象とする教育研修や売り上げコンクール、交流会の開催などを行う。
同友店とは、同じ志をもつパートナーのことをさす。

バイオフィリックデザイン

人間がポジティブな印象を受ける植物や水、光などの要素を採り入れてデザインすることで、リラックスできる、集中力を向上できるといった効果を得ることを目的とした空間設計。

プロパティマネジメント

施設を資産としてとらえ、管理運用や、資産価値の向上に向けた投資などを行う業務のこと。維持に必要なメンテナンスだけでなく、コスト管理や、収益性を向上するためのリニューアルなども必要となる。

2核1モール

ショッピングモールの構造の一種。回遊性の向上などを目的に、両端にスーパーや百貨店などの大型区画を、その間に中・小型の専門店を配置している状態をさす。

RSC

リージョナルショッピングセンター。広域の商圏を想定した大型のショッピングセンター(ショッピングモール)をさす。核店舗として大型スーパーや百貨店などが入り、ほかにも多様な専門店や数千台規模の駐車場を伴う。

MD

マーチャンダイジング。ショッピングモールにおいては特に、コンセプトにそったテナントのリーシングからゾーニング(テーマ別の分類)、構成、配置までの一連の活動をさす。

ビジネス用語

コト消費

複数の商品やサービスをひとつらなりの「体験」として受けとり、そこから情動的な価値を得るような消費活動。

ステークホルダー

利害関係者。顧客・取引先をはじめ、従業員、株主、調達先、地域住民などあらゆる関係者が含まれる。

ソリューション

顧客の課題解消に貢献するような商品やサービス。

マテリアリティ

重要課題。非財務報告(ESGに関する活動報告)の分野では、企業を取り巻くさまざまなESG上の課題・社会課題のなかでも、その企業にとって特に重要と考えているもののこと。この優先順位は、社会への影響の大きさやステークホルダーにとっての重要性などを加味して決定する。

CX(カスタマー・エクスペリエンス)

カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験価値)の略。商品・サービスの機能や価格といった「合理的な価値」とはことなり、購入や使用の過程、また購入後のフォローアップサービス利用などの体験からつくられる「感情的な価値」をさす。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)

企業がビジネス環境の急速な変化に対応するため、デジタル技術を活用して、製品・サービスやビジネスモデル、また業務プロセスや組織を変革して、競争上の優位性を得ること。

ESG経営

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)を意識した経営のこと。利益を追求するだけでなく、事業活動から生じる環境や社会へのマイナスの影響を減らすよう配慮することで、財務・非財務の両面から企業価値を高める。