国内モール事業を中心に、中国、アジアにも展開
イオンモールの事業はモールの運営であり、国内・海外の各地域の特性に応じて戦略を立案・展開しています。
これらのことから、財務上の報告セグメントは事業を展開する地域ごととしています。
2022年2月現在の報告セグメントは、「日本」「中国」「アセアン」の3つです。
日本
各地で160以上のモールおよび都市型ショッピングセンターを運営しています。
既存のモールの増床・リニューアルを継続的に行い魅力向上をはかるほか、近年では地域ニーズへの対応に特化する（ローカライズ）取り組みやオフィス複合などの新業態の開発、またモール施設をコミュニティの場や健康拠点としても活用いただく付加価値開発などにも注力しています。
中国
イオンモールは2000年代から中国への進出を開始し、すでに20以上の店舗を運営しています。近年はこれら既存店舗で、国内で培ったノウハウも活かし、定期的な売り場の見直しなど魅力向上・活性化への取り組みを続けています。
また、マーケットの成長が著しい内陸部（湖北省エリア）を中心に、引き続き新規の出店もはかっています。
アセアン
2014年のベトナム1号店オープンを皮切りに、アセアン地域への新規出店にも注力しています。今後の人口増加・経済成長が見込まれるベトナムのほか、インドネシアやカンボジアでも事業を展開しています。
出店にあたっては、各地の自治体や地方政府と協議し、地域の経済などにも寄与しながら成長を見込める店舗設計や立地を検討しています。
