ESG 投資家・有識者の皆さまへ

汚染と資源

方針

汚染に関する方針

イオンモールは、環境マネジメントシステムを構築し、事業部門ごとに目標を制定、汚染を予防する体制を築き、環境パフォーマンスを向上するための継続的な改善を推進しています。

資源利用に関する方針

イオンモールは、地球資源を保全し、循環型社会の構築を目指すため、ゼロエミッションモールの実現を目指します。

汚染・廃棄物・原材料

廃棄物削減とリサイクル

モールから排出される廃棄物の削減においては、専門店さまに協力をいただいて、「何を、どこで、どれだけ廃棄しているか」を明らかにし、課題として意識づけることが重要です。各モールでは、廃棄物を基本18品目に分類した上で品目ごとに計量するシステムを導入しています。専門店さまは各品目を計量した後、計量済みのシールを貼り、品目ごとの保管場所にまとめて廃棄します。分別されたごみのうち、可能なものについては極力リサイクルに回し、各品目ごとにリサイクル率を集計しています。

■2019年度の廃棄物排出総量とリサイクル率(国内直営モールのリサイクル率(サーマル・リサイクル含む)89.4%)

  項目別排出量 リサイクル率
生ごみ 16,060t 91.9%
段ボール 23,262t 100%
雑芥 23,110t 74.8%
廃プラスチック 3,543t 94.9%
廃プラスチック(有価) 106t 100%
ペットボトル 606t 100%
ビン 367t 97.5%
606t 100%
発泡スチロール 132t 100%
10 廃油 2,167t 100%
11 紙類 2,433t 100%
12 粗大ごみ 216t 92.7%
13 その他不燃ごみ 1,399t 61.6%
14 蛍光灯 17t 91.9%
15 廃電池 16t 87.6%
16 ワリバシ 115t 97.0%
17 廃アルカリ・剥離剤 17t 23.0%
18 汚泥 5,321t 90.4%

外部との協働による汚染・廃棄物・原材料使用の削減の取り組み

イオンモールは、従業員全員で環境意識を高め、お客さま・パートナーさまと取り組みの輪を広げています。
館内警備や清掃など、館内の運営に関する業務を委託しているサプライヤーさまに対してはもちろんのこと、専門店さまとして入居しているすべての企業さまに対してもISO教育を実施し、気候変動に関する世界の動向や各モールにおける環境対策を教育資料に盛り込むことで、CO2排出削減につながる行動を要請しています。

汚染、廃棄物、原材料使用の財務上の定量化

イオンモールは、一部のモールにおいて、ご出店いただいている専門店さまから廃棄されるプラスチック製ハンガーは、その排出量に応じて課金することで、代替品への移行を促しています。

リサイクル

再生利用された製品と梱包材

モール建設時には、資源の有効利用、建設副産物の発生抑制と再利用をおこなっています。店頭に設置している募金箱はペットボトルからリサイクルして製作しています(一部を除く)。

ライフサイクル評価

製品またはシステム設計におけるライフサイクル分析の活用

イオンモールではサステナブル建築を推進するために、建築・設備基準書により最低限度の基準を設けています。土地ごとに条件が異なるため、ライフサイクル分析により、地球環境、地域環境へ十分な配慮をおこなうよう設計初期段階から十分に検討をしています。

環境マネジメントシステム

ISO14001など環境マネジメントシステム認証を受けている事業所比率

当社は、当社の環境マネジメントシステムがイオングループの規程した要求事項および、ISO14001規格の要求事項に適合しているか否か、また環境マネジメントシステムが有効に実施され、維持されているかの判断をするために、年1回の内部監査を実施しています。
なお監査プログラムは、当該運用の環境上の重要性、イオングループに影響をおよぼす変更および前回までの監査の結果を考慮に入れて計画を策定し、実施します。

■ISO14001認証を受けている事業所比率の推移

  単位 範囲※1 バウンダリ 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
ISO14001認証を受けている事業所率(物件数) 建物全体 100 100 100 100 100
ISO14001認証を受けている事業所率(物件数) 建物全体 65 64 61 60 59
※1 範囲 ①国内直営モール:管理・運営のみを受託しておりエネルギー管理をおこなっていない事業所は対象外とする。
②連結。(海外、子会社含む。)

環境コンプライアンス

会計年度中の環境関連の罰金・処罰の総コスト(単体)

環境関連の罰金・処罰はありません。

環境法規制違反件数、事例紹介

廃棄物、PCB、大気汚染、フロン、土壌汚染に関する違反はありません。また、一部下水道法に定められた水質を超過するモールがあり、ソフト面、ハード面から対策をおこなっています。

廃棄物

廃棄物排出量

■廃棄物排出量の推移

  単位 範囲※1 バウンダリ 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
総廃棄物排出量 建物全体 69,598 72,326 76,342 79,364 79,492
有害廃棄物排出量 建物全体 0 0 0 0 0
非リサイクル廃棄物排出量 建物全体 9,327 9,521 10,594 10,387 8,426
Iリサイクルされた廃棄物量 建物全体 60,271 62,805 65,748 68,977 71,066
※1 範囲 ①国内直営モール:管理・運営のみを受託しておりエネルギー管理をおこなっていない事業所は対象外とする。
②連結。(海外、子会社含む。)

廃棄物排出量

2020年度 国内直営店リサイクル率80%以上。

 ※すでに達成済みのため、新たな目標を設定中

第三者検証

2019年度廃棄物排出量について、イオンモール直営79店舗を対象に第三者検証を実施しました。今後もデータの信頼性の向上と廃棄物排出量の継続的削減に努めてまいります。

検証範囲

2019年3月1日~2020年2月29日の期間における、イオンモール直営79店舗の廃棄物排出量

検証方法

ISO14064-3の要求事項に基づき、第三者検証機関による検証を受けました。
環境情報検証報告書

汚染

廃液の排出

イオンモール単体では当社が直接排出するものはもちろん、専門店さまから排出されるワックスの剥離廃液についても、適正に処理が完了していることをマニフェスト伝票により確認しています。

揮発性有機化合物(VOC)の排出

室内空気環境測定をおこない、安全を確認しています。

排水管理

「イオンモール環境マネジメントマニュアル」により法規制の確認方法、運用結果の測定方法、違反時の報告方法などを規程しています。さらに各モールは毎年自治体の条例を確認し、その情報を環境関連部署で集約しています。
排水においては、各モール最低3ヵ月に1回は水質検査を実施しています。法定の基準値より厳しい自主基準値を定め、基準値を超過した場合はハード・ソフトの両面から問題解決に取り組み、排水管理レベルの維持・向上を図っています。

汚染に関する目標の進捗状況

法および各都道府県条例で定める規制数値の95%を自主基準値として管理しています。2019年度は、取水箇所によって未達のモールもありますが、原因を分析し、対策を講じています。