CSR・環境活動

モールの安全管理もっと災害に強いイオンモールへ①

SDGs持続可能な
開発目標
  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 平和と公正をすべての人に

私たちは関わりあるすべての人たちに対して、ハード/ソフトの両面から安全を提供し、
どんなときも安心の評価をいただけるまちづくりを推進します。

地域の防災拠点となるモールをめざして

地域の防災拠点となるモールをめざして

日頃のモール運営で何よりも優先するのはお客さまの安全です。各モールは専門店の従業員とともに地震や台風などの災害を想定した訓練を定期的に実施し、地域の防災拠点としての役割を果たせるように努めています。また地域が広く被災した際にも可能な限り施設の機能維持に必要な電力や飲料水を確保し、復興拠点としての役割を担うことをめざします。2018年6月にオープンしたイオンモールいわき小名浜(福島県)は、1階をピロティ構造として主要な設備を想定最大津波以上の高さに設置するほか、昼夜を問わず店内通路や屋上などを開放して避難する方を一時的に受け入れる体制を整えています。

岩本 馨
取締役副社長 開発担当

岩本 馨

※取材時(2019年2月18日)の役職は
専務取締役 開発本部長です。

東日本大震災の経験から、津波や水害を想定して受電設備などを高い位置に設置し、受水槽から飲料水を取り出せる非常用バルブを取り付けるなど、災害を想定したモールづくりを進めてきました。地震の2次被害を防ぐために防煙垂壁をガラスから透明不燃シートに変更するなど、耐震性能も強化しています。国内ほぼすべてのモールが地方行政と防災活動への協力などに関する協定書を締結し、万一の際に防災拠点として機能する体制を整えています。

主要な災害対応事例

2018年度は例年以上に自然災害が多く発生し、各モールではお客さまや専門店従業員の安全を確保するとともに地域のインフラとして機能するためにさまざまな対応を行いました。その一部をご紹介します。

平成30年7月豪雨(2018年6月28日~7月8日)

実際に送信されたエリアメール
実際に送信されたエリアメール

● イオンモール倉敷(岡山県)

7月6日深夜に付近の高梁川が氾濫危険水位に達し、直ちに倉敷市との防災協定により立体駐車場を一時避難場所として提供。警備員のほか社員6名が緊急出勤して対応し、駐車場および一部館内のトイレを開放しました。情報は倉敷市からの災害情報(エリアメール)で発信され、7日午前1時には約2,300台の車両を受け入れました。

● イオンモール広島府中(広島県)

7月6日、豪雨の影響でモール付近の府中大川が氾濫危険水位を超え、府中町防災対策課からお客さまのご帰宅を見合わせる要請がありました。帰宅困難なお客さまのために20時よりフードコートを開放し、夜通し警備員を配置して飲料水の提供やトイレの開放を実施。93名のお客さまが朝まで避難しました。

平成30年台風第21号(2018年8月28日~9月5日)

● イオンモール常滑(愛知県)

9月4日に中部国際空港と常滑市街地を結ぶ連絡橋が通行止めとなり、100名近い訪日外国人のお客さまがモールで足止めに。急ぎのお客さまも多かったため、2台の臨時バスをモールで独自に手配し、空港への車両乗入れが許可された直後にお客さまを空港へお送りしました。

イオンモール旭川駅前(北海道)

平成30年台風第24号(2018年9月21日~10月1日)

● イオンモール浜松志都呂(静岡県)

9月30日深夜から最大風速40mを超える暴風となり、浜松市内の広範囲で停電が発生。イオンモール浜松志都呂は10月1日にモール内に約20台の充電スペースを設置し、イオンホールを自習室として開放しました。イオンモール浜松市野(静岡県)でも充電スペースを設置し駐車場の一部を開放しました。

北海道胆振東部地震(2018年9月6日)

● イオンモール旭川駅前(北海道)

震度4を記録した旭川ではモール施設を含めて一帯が停電。早期に通電したJR旭川駅と協議し、モール内すべての延長コードや携帯電源タップを駅コンコースに持ち込み、約100台分の充電スペースを設置しました。また受水槽から水を運んで一部のトイレを利用できるようにしたほか、食料品や生活必需品の店頭販売を実施しました。