イオンモール CSRレポート2017
20/52

地域とともにパートナーとの協力モールの安全管理環境への配慮社員の職場環境長らく仮設住宅で暮らしていた市民の新しい住まいとして、2014年の春から全1,010戸の災害公営住宅への移転を段階的に進めてきました。2017年の夏にはすべての方の入居が完了する予定です。この公営住宅は高齢者も想定してバリアフリーにも配慮しており、すでに転居した方からは「やっと安心して快適に生活できる」という声が届いています。東松島市では震災前から自治コミュニティの強化に取り組んでおり、被災時にも「共助」の精神のもと、住民主体で行方不明者の確認や避難所の運営などを行いました。今回の集団移転も、行政主導ではなく住民の話し合いを中心として各地で新たなまちづくりを進めてきました。集団移転の開始から完了までに3年以上の時間を要することなどは、なかなか正確に報道される機会がありません。そんな中で被災地の状況を風化させることなく情報発信を続けてくださるイオンモールさんには深く感謝しており、経済的な支援のみならず、市民の想いを全国に届けてくださるパートナーだと考えています。震災当時は、人の命はマニュアルでは救えないということを身をもって実感しました。かつては、決断をして行動し、その結果に責任を取るのがリーダーだと思っていましたが、今では逆に「責任を取る覚悟があればこそ、決断も行動もできるのだ」と認識しています。これまでに全国・海外から多くのご支援をいただき、世界の「共助」が機能したことを実感しました。あらためてみなさまに感謝するとともに、この精神がこれからの新しい社会づくりにも取り入れられることを心から願っております。東松島市長 阿部 秀保様「共助」の精神で復興に尽力②継続する 被災地復興支援(宮城県東松島市)災害と向き合うモールづくり東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県東松島市。当社では2013年より、全国のお客さまからのご協力もいただいて、同市および市民のみなさまが取り組むさまざまな活動を継続して支援しています。特集2首都圏のイオンモールで実施したワークショップでは、まず館内の広さと人の多さに驚きました。針の持ち方から始まり、飽きないように根気よく進めて、最後の達成感を一緒に味わうのが何よりの喜びです。今は仮設の店舗をカフェとして拠点にしていますが、将来的には長く活動できる場を整備して、東松島といえばステッチの盛んな地域だと言われるようにアピールしたいです。ステッチガールズプロジェクトクロスステッチ刺繍で地域の女性のための新たな産業を興し、活躍の機会を創出するプロジェクト(運営:一般社団法人 東松島みらいとし機構)。当社では首都圏のモールでワークショップや展示販売を実施し、この活動を広くお客さまにご紹介しています。【左より】門馬 政子様/菅原 由美子様/新妻 佳子様/小野 たか子様/森 由佳様2017 AEON MALL CSR 20

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る