社長メッセージ

新たな成長ステージに向けて
海外での積極的な事業拡大と国内の収益基盤強化に
注力します。

Q2国内事業の概況について教えてください。

既存モールリニューアルで収益基盤の強化を図るとともに、
地域特性に応じた個性あるモールづくりに注力しています。

国内事業の持続的な成長と収益安定化を実現するためには、既存モールを計画的にリニューアルし、活性化を図っていくことが重要です。2015年度は合計11モールのリニューアルを実施した結果、リニューアル後の各モールの専門店売上は、前期比でほぼ2桁増の伸びを維持しています。

例えば、当社の旗艦店でもある「イオンレイクタウン」では、4月と11月の2期に分けてリニューアルを実施し、全710店舗の約70%に及ぶ500店舗以上を刷新し、第2期リニューアルでは、「kaze」とアウトレットをつなぐデッキを新設して3つのモールから構成されるレイクタウン全体の回遊性を高めました。また「イオンモール筑紫野」は、12月に、総賃貸面積16%の増床を含めた大規模なリニューアルを実施し、全210店舗の約90%にあたる182店舗を刷新しました。これらの結果、「イオンレイクタウン」の専門店売上は前期比2桁増、「イオンモール筑紫野」では1.5倍もの伸びを維持しています。

一方、国内での新規出店については、地域特性やマーケットニーズを把握したうえで、一つひとつ明確なコンセプトを持ったモールの開発に 注力しています。2015年12月にオープンした「イオンモール常滑」は、中部国際空港セントレアに隣接したシーサイド立地という特色を活かして、約20万2,000m2の広大な敷地を活用し、フィールドアスレチックやカートサーキットなどの体験型施設を備えたアウトドア・パークを併設しました。また、インバウンド需要に対応するため、和のテイストを備えた巨大な提灯や招き猫といったランドマークを設置し、外貨両替機や多言語の案内表示、航空機出発時刻を知らせるディパーチャード・ボードなど、海外からのお客さまが快適な時間を過ごせるモールとなっています。これらの特色が人気を博して同モールは、名古屋市や県外など広域からの集客に加え、海外からのお客さまで賑わっています。

また、10月にオープンした「イオンモール四條綴」では、大型モール内の一画にコンセプトを絞った“モール・イン・モール”を展開しています。同モールの場合は、大阪市近郊の都市型ショッピングモールとして、高感度なファッション&雑貨、コスメティックなど、こだわりを持った大人の女性をターゲットにしたコンセプトにしています。こうした取り組みによって、都市型需要の開拓を推進しています。

リニューアル率と専門店売上前期比
リニューアル率と専門店売上前期比のグラフ