国内事業特集1 新コンセプトモールづくりの視点

魅力あるテナントミックスの提案へ

少子高齢化やライフスタイルの多様化、
ネットショッピングの普及などが進むなか、
各地域のイオンモールに求められる機能や役割も変化し続けています。
イオンモールでは、“Life Design Developer”の理念のもと、
こうした環境変化を確実に捉え、
地域のお客さまの多彩なニーズに応える
魅力的なテナント構成を追求しています。

常務取締役リーシング本部長 三嶋章男

独自の視点で、リーシング革新に挑戦

イオンモールでは、地域のお客さまの多彩なライフスタイルに対応したテナント構成を実現するため、現在、4つの視点からリーシング強化を推進しています。
まず「有望業種の発掘」では、話題性のある人気飲食店や健康志向の高まりに対応して有機食材を用いたレストランなど「食」のエリアのさらなる充実を図るほか、フィールドアスレチックやスーパー銭湯など、お客さまに充実した時間を過ごしていただける体験型施設を拡充させています。このほかにも、シニア層を中心に人気が高いオーダーメイドの快眠グッズショップなど、好調テナントの誘致に力を注いでいます。
さらに、「新業態・コンセプトモールへの取り組み」では、働く女性などにターゲットを絞ったゾーン展開や、シニアをターゲットとするヘルス&ウェルネス構想の具現化、絵画や書道といった趣味の領域をより深く掘り下げた新業態開発などを推進していきます。
また、地域の特色を活かした個性あるモールづくりを実現するため、地域の特産物・伝統工芸品などを扱う有力店など、「ローカルテナントの発掘」にも力を注いでいきます。
一方、グローバルで事業展開する当社ならではの強力なビジネスネットワークを活用して、「海外テナントの誘致・相互乗り入れ」にも注力していきます。例えば、中国の個性的なモールづくりや世界観を国内のモールに再現することで、国内では体験できないような食の世界を提供していきます。
当社では、これらの施策を迅速・確実に推進していくため、リーシング部門の組織体制強化を推し進めています。具体的には、リーシング本部内に、新規モール/既存モールのリーシング戦略策定や新業態開発などを担う部署を新設しました。また、実務部門である既存モールのリーシング業務を担う部署では、地域別のローカルテナント、現場営業と連携しながら、各地域の有力テナントの発掘と開業後の運営支援に力を注いでいます。さらに、従来は別組織だった海外リーシング部をリーシング本部内に設置し、国内リーシングとの連携強化を図っています。

国内最大のテナントネットワーク力を強みに

当社がこうしたリーシング戦略を実現していくうえで大きな強みとなっているのが、約8,000社に及ぶテナント企業とのパートナーシップです。当社では、これらテナント企業との連携のもとに、接客力の向上やお客さまの消費動向の分析、集客施策の立案・実施などをより強力に推進していくため、「イオン同友店会」を運営しています。同友店会は、地域別・業種別の両軸で組織され、それぞれの情報共有や合同研修、合同イベントなどを積極的に推し進めています。また、同友店会での交流を通じて特色のあるローカルテナントをご紹介いただいたり、新規テナントのスムーズな出店が実現したりといった効果も現れています。一方、提携による新ブランド開発や、新たに開発したコンセプトモールにおけるゾーニング構築への参加、さらには当社が展開する海外モールに出店いただくなど、同友店会の活動を通じて共に事業成長を図っていきます。
当社では、このように多くのテナント企業との信頼関係を大切にしながら、地域社会やお客さまから支持され、愛されるショッピングモールづくりに取り組んでいきます。

Local

New Concept

Service & Entertainment

Global